有吉勝秀大使挨拶

2021/3/4
有吉大使
令和3年3月4日更新
在エルサルバドル日本大使館ホームページをご覧の皆様、

 1935年2月15日に、日本とエルサルバドルは外交関係を樹立しました。昨年は日・エルサルバドル外交関係樹立85周年ということで、当館でも様々な記念イベントの実施を計画しておりましたが、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行を前に、当国でも自宅待機命令等の措置が課されるなか、当館もイベントの実施を断念せざるを得ない状況となってしまいました。
そのような様々な制約がかかる状況ではありましたが、外交関係樹立85周年にちなみ、両国の様々なエピソードを85本の特集記事として、当館のフェイスブックで1年間かけて紹介してきました。
今回、85本の特集記事を作成するにあたり、改めて、両国の印象的なエピソードの発掘に努めると共に、両国にゆかりのある日本人、エルサルバドル人の方々にも、いくつかの記事の執筆を依頼させていただきました。記事の作成にご協力を頂いた皆様には、この場を借りて改めて感謝申し上げます。
85本の特集記事を見直してみると、日本とエルサルバドルの両国の関係は、色とりどりであり、とても豊かなものであることを実感します。85年という歴史の中で培われてきた両国の関係に関し、政治、経済、開発協力、ビジネス、文化、スポーツ等、様々な分野でのエピソードを紹介しましたが、両国の関係は85本の記事だけでは語り尽くせるものではありません。自分が当地に着任してからの4か月の間に、いくつもの地域コミュニティや赤十字社への草の根無償援助の署名式を行い、また、柔道や空手といった日本文化をエルサルバドルで普及しておられる方々への外務大臣表彰を行ったりしたことを思い起こすにつれても、両国の関係には、まだまだ言葉に語り尽くせぬ深いものがあると思うところです。今日の両国の良好な関係は、日・エルサルバドル二国間関係の発展に携わってきた先人の皆様の努力の賜です。その努力に敬意を表しつつ、駐エルサルバドル大使として、両国関係の更なる発展のために尽力していく所存です。
85本の特集記事の中でも紹介しましたが、日本では桜、エルサルバドルではマキリシュアットというよく似た花が、それぞれの国民に愛されています。桜とマキリシュアットの類似性は、両国の国民の類似性、絆を象徴するものと言えます。エルサルバドルではマキリシュアットの花が咲く季節になってきました。日本でも、もうすぐ桜の季節がやってきます。日本とエルサルバドルの二国間関係も、桜やマキリシュアットのようなきれいな花をこれからも咲かし続けていくものと確信しております。
 
(85本の特集記事(スペイン語)は、以下のリンクのBoletín Informativo y Culturalの中にあるリンクから閲覧することが可能です。
https://www.sv.emb-japan.go.jp/files/100136515.pdf
 
 
2021年2月
駐エルサルバドル大使
有吉 勝秀