星野芳隆大使挨拶
令和6年1月4日
皆様、新年明けましておめでとうございます。
先年末に駐エルサルバドル大使として着任致しました星野芳隆です。
中南米の国への赴任は、メキシコ(92年~94年)、ブラジル(ブラジリア2014年~17年、リオデジャネイロ2017年~19年)に続き3度目の勤務となります。エルサルバドルへは、1994年の選挙の際、ONUSALの選挙監視団の一員として訪れたことがありました。当時、内戦後初めての総選挙を成功裏に実施するという大きな目標に向け、エルサルバドル全体が大変な熱気に包まれていたことを覚えています。
それから、約30年、今回は大使として勤務することとなりました。この30年の間、エルサルバドルおよび日本を取り巻く国際環境は大きな変化しました。しかしながら、両国の強い友情の絆は変わることがありません。去る10月には、在京のエルサルバドル大使館の主催にて、青年海外協力隊派遣55周年を祝う式典が行われました。そこには、すでに80代となった初期の協力隊員の方も参加されたとのことです。こうした人と人との交流が、両国間の基礎にあることに大変勇気づけられる思いです。
大使、また大使館の仕事は、任国において日本のプレゼンスを高めることです。この点、エルサルバドルにおいて日本は、両国関係に携わった先人たちの努力もあり、良好な立場にあります。私も是非、こうした努力の先頭に立ちたいと思っております。
日本は残念ながら大きな地震で2024年を迎えました。エルサルバドル外務省からは早々に連帯の言葉を頂きました。エルサルバドルも潜在的な地震国です。常に備えを忘れないようにしましょう。
皆様にとり、また日・エルサルバドル両国にとり実り豊かな2024年となりますことを。
令和6年1月
星野芳隆
先年末に駐エルサルバドル大使として着任致しました星野芳隆です。
中南米の国への赴任は、メキシコ(92年~94年)、ブラジル(ブラジリア2014年~17年、リオデジャネイロ2017年~19年)に続き3度目の勤務となります。エルサルバドルへは、1994年の選挙の際、ONUSALの選挙監視団の一員として訪れたことがありました。当時、内戦後初めての総選挙を成功裏に実施するという大きな目標に向け、エルサルバドル全体が大変な熱気に包まれていたことを覚えています。
それから、約30年、今回は大使として勤務することとなりました。この30年の間、エルサルバドルおよび日本を取り巻く国際環境は大きな変化しました。しかしながら、両国の強い友情の絆は変わることがありません。去る10月には、在京のエルサルバドル大使館の主催にて、青年海外協力隊派遣55周年を祝う式典が行われました。そこには、すでに80代となった初期の協力隊員の方も参加されたとのことです。こうした人と人との交流が、両国間の基礎にあることに大変勇気づけられる思いです。
大使、また大使館の仕事は、任国において日本のプレゼンスを高めることです。この点、エルサルバドルにおいて日本は、両国関係に携わった先人たちの努力もあり、良好な立場にあります。私も是非、こうした努力の先頭に立ちたいと思っております。
日本は残念ながら大きな地震で2024年を迎えました。エルサルバドル外務省からは早々に連帯の言葉を頂きました。エルサルバドルも潜在的な地震国です。常に備えを忘れないようにしましょう。
皆様にとり、また日・エルサルバドル両国にとり実り豊かな2024年となりますことを。
令和6年1月
星野芳隆