星野芳隆大使挨拶

令和7年1月1日
星野大使
新年明けましておめでとうございます。
 
本年は日本とエルサルバドルが外交関係を樹立して90年の節目の年です。大いに盛り上げてまいりましょう。

石破総理は年頭の記者会見において、「楽しい日本」を実現したい、そうした日本を国民ひとりひとりと作り上げていきたい、と述べました。「楽しい日本」、聞き慣れない言葉です。豊かな日本でも、大国としての日本でもなく、楽しい日本とは何でしょうか?総理は、全ての人々が安心と安全を感じ、信じ、多様な価値観を持つ一人一人の国民が今日より明日はよくなる、そのように実感し、自分の夢に挑戦し、自己実現を図っていける、互いが大切にしあう、そういう活力がある国家が、「楽しい日本」であると説明しました。
 
全ての国民が安心と安全を感じられる国、よりよい未来が待っていると信じられる国、これはまさにエルサルバドルが、その実現のために汗を流している目標です。両国とも道のりは平坦ではないでしょう。それでも、2025年、エルサルバドルと日本が「楽しい国」となるよう、我々も頑張りましょう。
 
本年も宜しくお願いいたします。
 
令和7年1月
星野芳隆