自宅待機命令の適用期間について(4月8日更新)

令和2年4月9日

4月6日,ブケレ大統領は,国営テレビ放送等を通じ,新型コロナウイルスの感染防止を目的としてエルサルバドル国内全域を対象とした自宅待機命令の期間を,更に15日間延長することを発表しました。当初,エルサルバドル政府は,3月21日から30日間の自宅待機命令を15日間延長する,すなわち5月4日までの期間延長と発表しておりましたが,4月7日,大統領府広報局がプレスリリースを発出し,15日間の期間延長を含めた自宅待機命令は4月28日までと発表しました。

アルグエタ大統領府法律顧問の説明によると,現在効力を有している自宅待機命令に関する大統領令第14号は4月13日に効力を失効するものであり,そこから15日間延長することにより,自宅待機命令は4月28日までとなります。エルサルバドル政府内における法解釈には混乱も見られ,自宅待機命令の終了日に変更が生じる可能性,また,今後の新型コロナウイルスの感染拡大状況によっては,自宅待機命令がさらに延長される可能性もありますところ,大使館からの情報に注意願います。

なお,移動の制限等にかかる事項は従来通りとなります。