エミリアーニ学園主催第36回技術学習のための展示会開始式への出席(2018年7月25日)
平成30年7月27日
7月25日、樋口大使はInstituto Emiliani学園からの招待により同学園の第36回技術学習のための展示会開始式に出席しました。同学園は1921年に開設されたカトリック学園で当初23人の生徒から始まり、現在では幼稚園から中学まで843人、高校は700人、合計1,543人の生徒が学んでいます。当初は品行の問題を抱えた少年や孤児を対象にしていましたが現在では殆どの生徒が政府からの奨学金で学業に励んでおります。高校は技術学習を中心にしていますが、電子学科195名(内、女性20名)、電気工学学科109名(内、女性16名)、建築学科144名(内、女性80名)、普通科252名(内、女性114名)の4学科があります。
開始式には、幼稚園から高校までの代表者が校庭に集まり規律正しく行動しており、学校の指導力の良さ、生徒の理解力と前向きな姿勢を感じ非常に気持ちの良いひとときを過ごしました。
また、建築学科の展示品は世界の建造物を図面化し模型を製作しており、その中には日本への留学経験のある先生が熱心に教えた神社仏閣の模型も展示されております。
日本の武術では精神鍛錬、人格形成を目指していますが同校も規律、人間愛を通じて人格形成に努力されていると思います。