UNHCR主催難民イラスト展示会への参加(2018年6月25日)

平成30年6月27日

 2018年6月25日,樋口大使はMUNA(国立人類学博物館)内の展示場でUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)リージョナル事務所主催の中南米人アーチストによる難民イラスト展示会に招待され出席しました。

 このイラストは,中南米のUNHCR事務所が2015年で50周年を迎えたことを契機にアルゼンチン,ボリビア,ブラジル,チリ,エクアドル,パラグアイ,ペルー,ウルグアイの南米の40人以上のアーチストが世界的に広がる難民の現実を示すことに意義を見いだし参加したものです。戦争,暴力,迫害から逃れ命をかけて何千キロも海を渡り,歩いて安全な場所に移動する姿を描いています。

 南米では既に展示され,今回エルサルバドルではコスタリカ,キューバ,エルサルバドル,ホンジュラス,メキシコ,パナマのアーチストが出展。イラストや漫画を通じて地域の厳しい現実を示し,暴力,差別,忍耐を防ぐ必要性を訴えています。

 これらの作品は展示物の一部ですが,非常に心に響く印象深いもので,我々も微力ながらサポートしていきたいと思います。