人形爆弾爆発事件の発生

平成30年4月12日
 4月7日午前8時頃,サンサルバドル県アギラーレス市サンフランシスコ村の入口にて,爆弾が爆発し,現場検証をしていた警察官3名が重軽傷を負いました。
 治安当局によると,殺人事件の通報を受けた警察官3名が現場に急行したが,実際は遺体に見せかけた人形であり,その中に隠してあった手榴弾2個が現場検証中に爆発。治安当局によると,現場付近に潜んでいた犯罪者(マラス)が警察官を狙い,遠隔操作により爆発させたものと見ています。なお,犯行目的については明らかになっておりませんが,2016年3月末から行われているマラスに対する特別措置の半年間延長が国会で採択されたことに対する反応であるとの見方もあります。
 2月にも同様の爆発事件(車両爆弾)が発生しており,今後も同様な事件が発生する可能性は否めないことから,在留邦人,旅行者の皆様におかれましては,不審物(宛名の無い小包や紙袋,不審放置車両等)には決して近づかず,爆発物(不審物件)発見時の三原則「触るな」「踏むな」「蹴飛ばすな」を励行し,身の安全の確保に努めていください。