
2014年5月19日、サンタ・アナ県チャルチュアパ市において、「チャルチュアパ市ガレアノ村診療所移転計画」の竣工式が開催され、当館より田良原大使が出席したほか、ロドリゲス保健大臣、イバニェス市長代理、パニアグアNGO被供与団体代表、保健省関係者等約200人が集まり、記念碑序幕等が行われました。
同診療所が位置するガレアノ村は市中心から7Km離れており、住民は病気や怪我の際には最寄りのチャルチュアパ市保健所まで険しい山道を通って行かねばなりませんでした。このため、数年前に住民が協力して住宅の一部(倉庫)に診療所を設置しましたが、床は土であり電気設備も不十分である等、医療環境は劣悪でした。
この状況を改善するため、総額120,256米ドルの草の根・人間の安全保障無償資金を通じた協力により、診察室や呼吸器系処置室等が入った診察棟及び、屋外設備(境界柵及び医療廃棄物収集小屋)の建設を行いました。本計画実施により、ガレアノ村と近隣3村住民約2千5百人に適切な医療サービスを提供できるようになります。
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同診療所は、コミュニティのイニシアチブによって建設されましたが、日本政府の支援なしでは実現不可能でした。 ロドリゲス保健大臣 |