ペルキン市ペルキン保健所整備拡充計画

2013年7月17日、モラサン県ペルキン市にて、「ペルキン保健所整備拡充計画」の竣工式が開催され、当館を代表し峯村大使が出席したほか、ロドリゲス保健大臣、ベントゥーラ・モラサン県知事、ロドリゲス・ペルキン市長、報道関係者及び受益住民等約200名が参加し、記念碑序幕、記念植樹等が行われました。
本計画は、総額111,469米ドルの草の根・人間の安全保障無償資金協力で、診察棟(一般診察室、産婦人科、小児科、心療内科、理学療法室、栄養相談室、保健啓発室)の増設、屋外設備の整備及び医療器具備品の整備を行いました。
当国政府の保健改革で一定地域ごとに中心的役割を果たす総合保健所の認定制度が導入されたことに伴い、同保健所は医師、理学療法士及び栄養士等が増員されましたが、既存の施設だけでは診察スペースが確保できず、看護師室や廊下に設置された仮診察室等、劣悪な環境で診療を行っていました。本プロジェクトによって、モラサン県ペルキン市と近隣7市住民(14,938人)だけではなく、隣国ホンジュラスの国境付近の住民(7,500人)にも適切な医療サービスを提供できるようになります。

          

袖 恵理佳さん(JICA青年海外協力隊員・理学療法)
ペルキン保健所で地域にリハビリの概念や技術を広める活動をしています。この地域は、内戦が激しかった場所であり、また首都から離れていることもあり、貧困層が多く、保健所が担う役割は大きくなっています。また、2年前からペルキン市周辺の7つの市での出張診察サービスが始まりました。このサービスでは循環器内科医・小児科医・産婦人科医・栄養士・臨床心理士・理学療法士による検診も行われ、施設の整った病院まで2時間強かけて公共機関を利用しなければならない住民にとって、優れたサービスです。さらに保健所で診察を行う日には、早朝から沢山の患者が来所します。日本大使館の支援でこの出張サービスの診察室等が建設され、同僚・患者ともに快適に診察ができるようになりました。
活動はうまくいかないことも多いですが、将来ペルキン市がより良くなるように長い目でみて、自分も楽しむことを忘れずに活動しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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