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オシカラ市オシカラ保健所整備拡充計画

２０１３年７月１７日、モラサン県オシカラ市にて、「オシカラ保健所整備拡充計画」の竣工式が開催され、当館を代表し峯村大使が出席したほか、ロドリゲス保健大臣、ベントゥーラ・モラサン県知事、ビジェラス・オシカラ市長、マルティネス・メホラール・ヌエストロ・フトゥーロ村落開発協会・被供与団体代表、報道関係者・受益住民等約２００名が参加し記念碑序幕等が行われました。
本計画は、総額１１０,１７５米ドルの草の根・人間の安全保障無償資金協力で、診療棟（一般診察室、産婦人科、小児科、心療内科、理学療法科、栄養相談室、保健啓発室）の増設、屋外設備の整備及び医療器具備品の整備が行われました。
政府の保健改革により、都市部と地方の社会格差是正を目的とし、一定地域ごとに中心的役割を果たす総合保健所の設置制度を導入され、オシカラ保健所には産婦人科・小児科・心療内科の専門医の他、理学療法士及び栄養士が増員されましたが、インフラの整備は追いつかず、廊下や仮スペースで診察が行われていました。本案件実施により、オシカラ市住民、近隣４市に暮らす住民３３,９８７人への医療サービス環境が改善されます。