
2013年7月25日、サン・ミゲル県サン・ミゲル市にて、サン・ミゲル特別学校移転計画の竣工式が開催され、当館を代表し峯村大使が出席したほか、アスブン教育大臣、サルガド・サン・ミゲル市長、サルガド国会議員、ロメロ県知事等関係者約250人が集まり、記念碑序幕、記念植樹等が行われました。
本計画は、総額336,012米ドルの草の根・人間の安全保障無償資金を通じた協力であり、12恒久教室と校長室、水洗トイレと厨房・倉庫の建設をするものです。
生徒の多くは、ダウン症や脳性麻痺などの障害を持っており、同校では言語セラピーや理学療法、パン作りや手工芸などの特別クラス等を実施しています。これまで借家を教室として利用し授業を実施していましたが、狭いことに加え、立ち退きを度々迫られていました。本計画の実施により、適切な教育環境が確保され、生徒190名と20名の待機中生徒と教員15名が直接受益することになります。
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私たちの夢を実現してくださった日本政府に心から感謝致します。生徒たちが広い教室で静かに勉強することができるようになり、心から嬉しく思います。父兄・教員一同を代表し、感謝申し上げます |