
2013年7月16日、ラ・ウニオン県コンチャグア市にて、「ヨログアル村初等学校整備拡充計画」の竣工式が開催され、当館を代表し峯村大使が出席したほか、メディナ・コンチャグア市長等関係者約250名が参加し、記念碑序幕等が行われました。
本計画は、総額131,774米ドルの草の根・人間の安全保障無償資金協力で、4つの恒久教室が収まる2階建て校舎1棟の整備と市の支援により水洗トイレの建設をするものです。
対象校を含め周辺地域では、中等教育を受けられる学校がないため、中学校進学を諦めてしまう家庭が多くあります。この問題を解決するため、同校は中等教育の許可を取得しましたが、建設に十分な資金と敷地が確保できず、老朽化していた既設教室を使用していました。本計画により、239名の生徒と5名の教員の教育環境が改善されます。
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ノエミ・グアダルーペ・ポンセ・ゴメスさん(7年生) 竣工式を迎えることができ、とても嬉しいです。新しい校舎ができる前は、私たちの学校は6年生までしかありませんでしたが、現在は中等教育を受けることができるようになりました。日本の皆さん、本当にありがとうございました。 |